AMRAP(アムラップ)というトレーニング法を数ヶ月前に知り、たまーに実践しております。
なぜたまーになのかと申しますと、
死ぬほど辛いんですこれ。
AMRAPは正式名称を「as many reps/rounds as possible」と言いまして、
その名の通り「できるだけ多くの回数をこなす」筋トレです。
最近注目を浴びつつあるメトコン式トレーニングの一種ですね。
メトコン式トレーニングとは、「メタボリック・コンディショニング」の略で、
筋トレと有酸素運動を決めた時間の中でし続けるトレーニングです。
聞くだけでキツいと思いません?本当にキツいです。
AMRAPのトレーニング例
AMRAPは、自分でトレーニング時間と内容を設定して、その時間内で出来るだけ多くの回数をこなすトレーニング法です。
私のトレーニング例をご紹介します。
・腕立て伏せ10回
・ダンベルデッドリフト10回
・スクワット10回
・シットアップ(腹筋)10回
これを5分間ひたすら繰り返す。
AMRAPはどんなトレーニングを選んでもOKです。
例えば腕立て→アームカール、みたいにダンベルを使うメニューでも自重でもよく、自由に内容を組み合わせられるのが楽しいですね。
同じトレーニングを続けるより全身の筋肉がつくし、効率も良くなります。
で、AMRAPの難点ですが、
キツいです。
本当にキツいため、
・始めるまでのハードルが高い(やる気が出ない)
・終わった後しばらく何もできない
・雑にやってフォームが崩れる(これは「【書評】「新しい筋トレと栄養の教科書」を読んだよ」でも回数目当ての筋トレの問題点として挙げられてましたね)
という問題もあります。
やっぱり「丁寧」にこなしていくしかないんだなあって思いますね(伏線回収)。
AMRAPは具体的に何に良いの?
AMRAPは短時間に全力でトレーニングするため、
有酸素運動と筋トレの良い面を取り入れられます。これはHIITなどと同じですね。
その他、AMRAPは、
トレーニングの最初は筋肉中に蓄えられたエネルギーを消費
↓
数十秒後、嫌気呼吸(酸素を使わない呼吸)により糖を消費しエネルギーを生産
↓
その後、好気呼吸(いわゆる普通の有酸素運動)に切り替わる
という人間のエネルギーに関わる回路を全て使う運動のため、
「完璧な肉体を作る筋トレ」と呼べるわけですね。
ただ本当に、本当にキツいので、どうしても私はサボりがちになっております……
今度気合入れて恥を覚悟でAMRAP動画でも撮ってみようかなあ。