HSP傾向がある人物が陥りがちな「生きづらさ」があるか、外国のHSPの情報サイトを参考にまとめてみました。
HSP(Highly Sensitive Person)とは「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」のことで、簡単に言うと普通より刺激に強く反応し傷つきやすい人ですね。近年浸透した言葉ですね~。
鬱病になってしまった理由として、私自身がバリバリのHSPなものでして、一度まとめて間違った思考を叩き直そうかと思いまして。
HSPの人が陥りやすい思考の罠
①個人化
他者の言動を全て自分に向けられたものだと思い込むもの。
例えば上司が同僚に注意してるのに自分も怒られた気がして辛くなる、凄惨なニュースがあると自分まで辛くなる、などですね。
自分は関係ないはずなのに、どうにもビクビクしたり悲しくなってしまうんですよね……
②破滅化
一個を失うと「もうダメだ、何もかも失った、おしまいだ」という発想になる。
これは特に私はあります。「これもダメだった、裏切られた、自分には何もない」ってよく考えてしまいまして……

ゲームのセリフ(パワプロクンポケット7の猪狩進より)ですが、この考えが自分には良い処方箋になっている気がします。
③負透過フィルター
9割いいことがあっても1割悪いことがあるとそれのみが残り、そのために批判に極端に弱く立ち直りに時間がかかる。自己嫌悪や自責にも繋がる。
概ね良くても欠点があるとそればかりに目を向けてしまうこと、ありますよね。
あとは「批判に弱い」というの、とても分かります、、
「完璧な人間などいないのだから、まして自分などこれから磨いて行くしかない」
「相手にも言う自由はある」
など考えることで緩和していっております。私は。
④すべき思考
「自分は~をすべき」、「みんな~すべき」と思い込んでしまう。
自分にも他者にもコントロールを求めるため、理想と現実のギャップに苦しむ他、他者からの顰蹙を買いやすくなる。
自分に対しても人間に対しても無駄に高い理想を持っているばかりに、「こうでなければならない」と強く思ってしまうんですよね。
これも自己嫌悪などにも繋がります。気をつけねば。
解決策として、自分に対してはhave to思考でなくwant to思考を持ち、「なにをすべきか」より「どうなりたいか」「なにをしたいか」を考えて、理想と折り合いをつけております。
他者に対しては、期待せず寛容になるよう心がけております。冷たくはなりたくないですけどね(笑)
⑤白黒思考
0か100、「絶対に」など極端な考えに陥りやすい。
完璧主義的な考えですね。
完璧な人間などおらず、まして自分などそれに程遠いのに難儀なものです。
また、アスペルガー的傾向が強いとこの誤謬は強くなると思います。
60点思考、ある種「いい加減・いい塩梅」というものを段々と学びマシになってきたかなあ……
あとは自分に対して理想を高くしないことも結果いい感じでしたね。
まとめ
こうやって見ると今の時代に言われる「生きづらさ」の根っこが並んでいるなあという印象ですね。
HSPの方はこのような考え方の傾向があることで対策を練ったり「この考えが湧いてしまうのは仕方ないんだな」と思えるのではないでしょうか。
なんにせよ、こんな時代でもHSPでも、丁寧にしっかり生きていきたいなあと思いますね。