私昔っから乗り物酔いしやすい体質でして、今でもゲームが好きなのに3DやVRのゲームをやるとゲーム酔いにやられてしまいます。
スプラトゥーン1を初めてプレイしたときなんて、20分ほど遊んで気持ち悪くなってしまって1時間以上グロッキー状態になりました。
特にApexのようなFPS(一人称視点のシューティングゲーム)は全く受け付けません。スプラトゥーンに少し慣れた今でも数十分で倒れ込みます。
こんな体質なもので、やってみたいゲームができずに機会損失しまくっておりました。FF7リメイクなんてずっと楽しみにしてたのに酔ってしまってできなくて……
結局は「慣れ」なのかなあと思って3Dゲームをプレイしても、酔って気持ち悪くなると「なんでこんなことしとるんやろ」ってなってしまって、まずは体質改善か有効な対策を打たないとなあと思っておりました。
酔い止めも効かなかったんですよね。薬ギライなものでこれはまあよかったかもですが(笑い)
しかし最近、ゲーム酔いに対して調べていく中で「これは効果がありそうだなあ」と言えそうな対策を何個か見つけました。
ゲーム酔い対策3選
①画面に「架空の鼻」を置く
「なにそれ?」って感じですが、パデュー大学の研究により効果が示唆されています。
同大学のデービット氏によると、3D酔いは、
「人間の知覚システムは『身体の動きと視覚の動きが合わない』という現象に弱いため、視界が動いているのに身体が動いていない場合、前庭系が3D酔いを引き起こす」というものだそうです。これは実感しますね。
そして同研究により、3D酔いは、「画面に何かが固定されているとき、症状が弱まる」事がわかったそうです。
例えば、飛行船を操縦するゲームならコックピットが常に表示されている、とかがそれに該当しますね。

しかし全てのゲームに固定されている画面があるわけではありません。
そこで研究チームは画面に「架空の鼻」を置くことを思いつきました。

「お、おう……」という見た目ですが、この「架空の鼻」があるのとないので、
とのこと。
「2.2秒とか大したことなくない?」って思うかも知れませんが、このジェットコースターの動画、デービット氏曰く「かなり激しい動画」だそうです。
惜しむらくは実験に参加した母集団の数や、有意差の有無の記述がなかったことですが、
まあでも、画面中央下に付箋を貼るだけで酔いが軽減できるならお手軽ですね。
②ショウガを摂る
ショウガ、すごいです。
基礎代謝も上がり身体も温まりますし、個人的にとても好きな食材です。
で、このショウガにはジンゲロールやショウガオールという成分が含まれており、
これが嘔吐中枢を刺激して吐き気を抑える働きがあります。
所さんの目がテンでも、きな粉を食べさせたグループとショウガを食べさせたグループで「乗り物酔いマシーン」とやらに乗せ、どちらが長くマシンに乗っていられるか実験したところ、
ショウガグループが圧勝だったそうです。
ショウガまるかじりに抵抗がありましたら、ショウガパウダーなどをお試しください。
私が愛用しているのはこちらです。安価でいい感じ。

③ガムを噛む
個人的に一番効果を実感しているのはこれです。
先程も書きましたように、3D酔い・乗り物酔いは「身体の動きと視覚の動きが合わないことで脳がバグって起きる」と言われています。
しかし、座席を動かしながらゲームをさせても、3D酔いには効果がなく(R)、骨伝導振動で乳様突起(頭蓋骨の後ろの部位)を刺激した場合、3D酔いが改善されたため(R)、
頭部への刺激が酔いの軽減には不可欠、なのです。
ガムを噛むことで、乳様突起が刺激され、「この視界の変化はガムを噛んだことによる動きなんだな」と脳が勘違いし、3D酔いが減る、とのこと(R)。

ガムを噛んだグループと噛んでいないグループで、酔うまでの時間が2倍違うことが読み取れます。かなりの効果ですねえこれは。
実験ではペパーミントやショウガ味のガムが使われてますが、味によって効果に違いはないとのこと。

で、今使ってるのがこれ。
スペアミント+ブラックジンジャー抽出液配合とのこと。影響されやすい私にぴったりです。
どうでも良いんですが、私タブレットタイプの意識高そうなガムでなくて、バブリシャスみたいなアホっぽいチューインガムが好きなんですよねえ……なんでなくなっちゃったんだ。
というわけで効果がありそうな3D酔い対策3選でした。
私もこれらで対策しつつ、3Dに慣れていき、早くいろんなゲーム(特にFF7R)をやりたいなあと思います。