以前は洗濯や掃除はおろか、帰ってからスーツを脱ぐことすらできないほどだらしない上に気力のない人間であったことは以前書いたとおりです。鬱が本格化する前から自分を大切にするような日常の過ごし方ができてなかったなあと今では反省しっきりです。
食事も、一人暮らしを始めた学生時代からを思うと、「最悪」の一言だったなあと……
簡単に歴史を振り返ると、
・一人暮らし開始期
→以前からやっていたヴィーガン食が悪化し、一人でいるときは玄米を軽く炒ってボリボリと食べるだけで過ごしていた
→1年弱で倒れ断念。そりゃそう。
・肉食再開
→「タンパク質とカロリー摂ればいいんだろ」とハンバーガーやポテチなどで過ごす
・大学院→就職あたり
→忙しさを言い訳に、冷凍餃子や冷凍チャーハン、コンビニ飯中心の食生活。かつ外で飲む頻度が高すぎ
っていう感じで、身体を壊しました。書いてて思ったけどこんなん身体壊して当然です。昔の自分に3時間ほど説教かましてやりたいですね……(笑)
今思えば鬱で完全に倒れたのは必然だし、必要だったのかなあとまで思ってしまいます。
やっぱ野菜って身体にいいよ
で、それから「メンタルには食生活も大事」という至極当然な情報を入手し、食生活を研究&改善していきます。
大学や大学院が生命科学系専攻だったもので、栄養学も生化学も割りと取っつきやすかったですね。
そこで知ったのは、「やっぱ野菜摂ったほうがいいよ」って基本的な話(笑)
身体の炎症を改善する話でも触れましたように、野菜がなにがいいかって、ビタミンやミネラルやフィトケミカル(植物特有の栄養素)の存在もそうなんですが、「身体に軽いダメージを与えることでそこから復活する身体の働きで抗炎症・抗酸化効果がある」というものらしいですね。
2017年のハーバード大、ロンドン大などのメタ分析では、「野菜の1日の摂取量は800gで最大化する」と言っております。普通に過ごしてて野菜1キロも食べることなんてそうそうないでしょうし、意識的に野菜を摂らないといかんなあと思わされますね。
鬱やったあとと今の食生活を比較
そんなわけで鬱からの復帰を目指すべく、数年前の私は一念発起して野菜を食べることにしたんですよ。
こんな感じの食事でした。


いや、野菜食ってるけども。
今見るとマジでワイルドですなあ……いや、今もこういう食事しますけど、頻度は減りました。
代わりに、です。なんと「調理」というスキルを取得したんですよ私。
そのお陰で野菜を切ったり味を調えたりできるわけです。素晴らしい成長。
これも「今日だけしっかり丁寧に生きよう」と考えて頑張れてるお陰かなあと、上で書いた食事の遍歴を辿ると、たかが調理ぽっちで感慨深くもなってしまいます。
さっきはコレを食べました。

いろーーーんな野菜とキムチと納豆と卵ともずくですね。これをみじん切りなどしまして、

この上に卵や納豆やキムチを乗せます。タンパク質や腸内環境のために。

味も悪くないし栄養もいい感じです。
あと醤油も無添加のしっかりしたやつ買ったんですよ。頑張ってます。
……いやこの程度でも元がひどかったから頑張ってるんです。
しっかり生きていきますよ~。