とてつもない筋肉痛に悩まされております。
サンパウロ大学式トレーニングメニューの1日目を昨日実行しましたが、全身途轍もない痛み。
「ああ今身体は頑張っておるのだなあ」「頑張った証拠だなあ」とマゾ的感傷に浸りつつ、ひたっすらに痛いため「今日筋トレどうしようかなあ」みたいな気持ちにもなっております。
そんで「身体いてー」とスマホを見ておりましたら、google先生がオススメ記事に筋トレ関連の記事を紹介するようになっているのに気付いてしまいました。
いやはやリスティング広告というのはすごい。私が筋トレに興味があってつい読んでしまうという習性を突かれますね。個人情報とかgoogle先生の前ではないようなものですね(笑)
バーっと、読んだ記事紹介します。
一流のマッチョはみんな食べている…鶏のササミよりも栄養価が優れている「ある野菜」
プレジデントさんの記事ですね。タイトルみて「ブロッコリーだろ」と思いましたが、やはりブロッコリーでした。
ただ、食べる食品をどういいのか、何に効果があるのか自覚しながら食べるのは重要だと思っていますので、折に触れて効能を確かめるのはいいことじゃないかなあと。
この記事を簡単に要約すると、
・ブロッコリーはにんじんと比べ、タンパク質が多く糖質も少なく、アミノ酸スコアが高いから優れている!
・「ジインドリルメタン」と「I3C」という成分が男性ホルモンを強くし、筋肉をつけてくれる!
・ビタミンCもダントツに豊富だ!
・イミダペプチドがあるから鶏肉はササミより鶏むねがオススメだ!(おや?)
ということになります。
本記事では、アミノ酸スコアについても解説しています。
「食材に必須アミノ酸がどれくらいバランスよく含まれているかが大事になってくる。それを示す数値を「アミノ酸スコア」という。」(引用)
とありますが、これは正鵠を射た表現ではない気がします。
アミノ酸スコアは必須アミノ酸のバランスの良さを計る指標と思われがちですが、まあ遠からずとも当たらずというか。
アミノ酸スコアは、簡単に言うと「必須アミノ酸の中で一番低いアミノ酸の含有量」くらいに思ってください。
例えばパワプロで、
ミートE40、パワーE40、走力E40、肩力E40、守備力E40の選手A
ミートA80、パワーA80、走力F20、肩力C60、守備力C60の選手B
の2人の選手がいたとします。
どう見ても選手Bの方が強い。優秀なファーストとして打線の主軸を担える能力です。
しかしこれを「アミノ酸スコア式評価」で表現すると、
選手Aは40、選手Bは20、となります。一番低い能力で見るのがアミノ酸スコアなので。
確かに選手Aはバランスがいい。バランスよく満遍なくヘボいです。
アミノ酸スコアは「アミノ酸のバランスの良さ」しか見ていないことをご注意くださいませ。水で薄めた牛乳もアミノ酸スコア100ってことですので。
それと、ブロッコリーのI3C(インドール3カルビノール)は実際優秀ですね。
アブラナ科の植物に多く含まれていますが、筋肉の疲労も取り、発ガンも抑えるなかなかの働きがあります。
それと、「ジインドリルメタンはI3Cの代謝物質なので、ここを並列して紹介するのはどうなんですかね……」と思ってしまいました。オタクはうるさい。
私がブロッコリーで一番好きな成分はスルフォラファンです。抗酸化作用が高い。
ニコチンアミドモノヌクレオチドもアンチエイジング効果があります。
ブロッコリーは神食材なので、筋トレ民以外もぜひに。
「筋トレ」の後に食べてはいけないものは?意外な落とし穴を解説
Yahooジャパンさんの記事です。今なお筋肉痛に苦しむ私にピッタリな記事ですね。
この記事を簡単に要約すると、
・筋トレの後の身体はエネルギーを使い果たして筋肉も傷ついてるから食事がものすごく大事!
・でも砂糖、人工甘味料、添加物が多い食品、油っこくて塩分が多い食品、カフェインは避けような!
・そのかわり優良な炭水化物を摂ろう!全粒穀物とかナッツ、ベリーやバナナやキウイみたいなのがいいぞ!
とのことで、いやもうぐうの音も出ない正論ですね……
「疲れた!!プロテインバーならいいっしょ!うまい!!」とやってしまった自分に突き刺さりました。いやたまになら……
ほんの数年前までコンビニの冷凍ブルーベリー、100円くらいだったんですよ。それが今や200円もしおるせいで、貧乏な私にはちょっと、って感じです。
でも身体のためですし、もうちょい筋トレ後の食事に気を遣わないとなあと思ったのでした。