鬱やらかしてから睡眠時間がむちゃくちゃ長くなってしまったんですよね……
倒れるまでの睡眠時間、3,4時間くらいだったんですよ。だから倒れたんじゃね説はあるんですが、、
で、倒れてからの平均の睡眠時間、なんと9時間。寝すぎです。寝すぎて自責を良くしてしまいます。
これ、起きてる時間で比較すると相当もったいなさ分かるんですよね。
起きている時間は、
3時間睡眠では21時間
9時間睡眠では15時間
と、1.4倍もの差となってしまいます。
いかん、これはいかん。あまりにもったいない。というか6時間あったらもっとまともなブログ記事更新できます(涙)
睡眠不足は良くないのは間違いないところですが、せめて7時間ほどにして、1日を有意義に過ごしたいところです。
狩猟採集民の睡眠時間は6.5時間ほど
「24時間、戦えますか?」なんて昭和の時代はとうに過ぎたものの、忙しい現代人日本人、睡眠時間を削ってバリバリ頑張っている人は未だに多いイメージです。
そのイメージは数字にも現れています。
2020年、フランスのデバイスケア関連会社Withings社が、日本を含む先進国14カ国に対し睡眠時間の調査を行いました。
その結果、平均が7時間8分であるのに対し、日本は6時間22分とぶっちぎりの最下位でした。

というか、日本と中国が平均思いっきり下げてますねこれ。中央値は7時間14分なので。
そりゃあ日本人、体調崩します。世界で一番寝ずにバリバリ頑張ってる国ってことですもんね。
ところが先進国に限定せず世界に目を向けてみると、意外な事実が浮かび上がって来ます。
2015年、カリフォルニア大学が行った3つの狩猟採集民族94人に対する睡眠時間の調査では、なんと全てのグループで現代人と同じ生活リズムを持ち、平均睡眠時間が6.5時間という結果となりました。
現代日本人が大変な思いをしながらこの生活リズムを堅守しているというのに、狩猟採集民族は無理なくこの睡眠時間を維持しています。この差は一体なんなのでしょう。
「身体の炎症」について
ずばりこれ、「狩猟採集民族は身体の炎症が少ないから」と言われています。
身体の炎症は、有害な刺激が体内にあるとき、それを取り除こうと炎症というシステムが起きます。風邪も炎症の一部ですね。
実際、複数の研究により、炎症マーカーと睡眠の質には関連性があることが示唆されています(1,2)。
これ、「睡眠の質が悪いと身体の炎症が悪化するよ!」っていうのと、「身体が炎症していると睡眠の質が落ちるよ!」のどちらもあるんですよね。デフレスパイラルみたいですね。
そんなわけで、身体の炎症を鎮め、真に健康になることが、睡眠の質を上げ、ひいては睡眠時間の短縮にも繋がりますよ、と。
で、なんですが、
「鬱病の炎症モデル」という、
「鬱病患者の多くにCRPという炎症マーカーが増加している」ことを示すエビデンス(3)、出はじめてます。
つまり私の場合、「鬱病で倒れてから睡眠が何故か長い」とかなんとなく考えてましたが、
「身体が慢性炎症を起こした結果、鬱病と睡眠の質の悪化の両方を招いた」と考えられるんですなあ。うわ~~こわ。
そんなわけで近々のうちに「身体の炎症を減らす方法」、まとめます。主に自分のために笑
しっかし最近大学院生の頃レベルに論文漁って読んでるなあと思いますね……