私が元鬱病患者だったというのは公言しているというか、このブログの趣旨が「元鬱病マンが頑張ってること書くよ」なわけで、つまり何が言いたいかと言うと私本当にひどい鬱病でした。
常に身体がだるく動けず、自分や人を責めながらベッドで1日過ごし、死にたい辛い殺してくれ消えたいとずっと願ってるだけ、みたいな生活をしばらくしてた時期があったんですよ。
今思い出しても地獄ですし、もう二度とあんな状態に戻ってあんな日々を過ごすのはごめんです。
しかし、本当にひどかった鬱ということもあり、未だに軽い鬱が襲ってくるときがあるんですね。
根がネガティブで自責しやすく、「自分は何もない」と思う思考のクセがあるもので、気付くと鬱にやられてます。まあ難儀なものです。
久しぶりに「うつヌケ」という本を読みました。
田中圭一さんのマンガですね。流行語にノミネートされたり実写化されたり、結構話題になりました。
正直最近のツイッターの暴れっぷりで語るに落ちた感はありますが、まあ鬱当事者が寛解までを描いたり、他の鬱当事者に話を聴いてまとめてあるいい本だと思います。
で、ここでもやはり、「うつのトンネルは何回か来ることが多い」とは描かれてます。
作者の田中さんは、「気温差が激しい5、7、11月にうつの波が来やすい」と自己分析されています。
(正直、鬱になった時期や頻度などを記録してるだけで相当偉いと思います……)
実際私も、色んなことが重なり軽い鬱を再発することはありますが、確かに寒暖差は大きい。それと私の場合、低気圧も大きなトリガーになりますね。
気分が落ち込むとき、落ち込んだとき、私は、
「それ以上自分を責めず、『あ、鬱来とるわ』と現状を認識し、諦めて多めに寝るか考えなくてもできる楽しみを実行して、少し動ける段階になるまで待機する」
という戦略をとってます。
だって鬱来ちゃったもんはしゃーねえもん、って今は割り切れてますね。
昔は「鬱で動けないとか自分はなんてダメなんだ」ってなってたんですが、なんぼかマシになってますね……
そしてちょっと動ける段階になったら、メンタルにいいこと(ランニング、筋トレ、瞑想、良いものを食べる、文字を書くなど)をしてます。好きでも対戦ゲームなどはメンタルの負担になるので控えてます。
んで「うつヌケ」の感想でも。

仕事でくたばりそうになって親に泣きついた人、なんですが、私も同じ経験してまして……
仕事で失敗しまくってもうダメだってなったとき、「親ならなんだかんだ味方になってくれる」って思ってたんですよね。
そんで電話した結果、呆れて怒られながら、「お前なんてそこ辞めたらどこも採んねえよ」って言われまして。
正直これが大ダメージになってたなあと思いました。

これは正しいっすわ。
愛着障害に関する本を何冊か読んで、やっぱこれが根っこにあるなと実感したので、これを改善しないことにはどうしようもない。
親がケンカしてる様子やこちらを詰ったり包丁を向けてくる記憶が今でも蘇ってきて辛い気持ちになるので、早いとこなんとかしなくては、と。
「毒親」なんて言葉はあんまり使いたくないんですが、まあ毒親だったな~と。
今は離れているからかも知れませんが、ほんの少しマシに見えるので、愛着障害に関する本をほんのり勧めてみますか……

「必要とされる」って今の私にはとてもとてもって感じなので、これ読んで「やっぱ自分には何もねえな」ってまたなりそうだったんですが、
それでも今から頑張って何か作るしかない、ってギリギリ鼓舞しました。
いかんいかん。しっかり頑張ろう。
今は少しマシな感じです。日記でした。